寝ても疲れが取れない。なぜ?病気のサイン?

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こずえ
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私たちは「疲れたな」と感じたら、早めに寝てみたり、お風呂にゆっくり浸かってリラックスしてみたりして溜まった疲れを癒そうとすることがありますよね。

 

けれど、「十分に睡眠をとっているにもかかわらずなぜか疲れが取れない・・」ちゃんと夜寝ているのに昼間でも眠いしやる気が起きない」なんてことがおこることもあります。

 

なぜそのようなことが起こるのか?そんな時どうすればいいのか?について身体と心の両面から考えてみたいと思います。

 

 

しっかり眠っても取れない疲れは病気の前ぶれ?

ここでお話する「しっかり眠っても疲れが取れない」という状態は、あなたが通常ならすっきりと元気に朝起きて活動できるくらいの時間眠っているにもかかわらず、疲れが取れていないと感じる状態のことを言います。

睡眠をしっかりとっているのに疲労感が続いてしまうと、日常生活に支障をきたしてくる場合もありますし、その疲労感や倦怠感自体が病気のサインの可能性も否定はできません。

ですが、なぜ疲れが取れない状態になっているのかがわかると対処できる場合もありますので最後まで読んでいただけたらと思います。

身体的な疲れ

一般的には疲労の回復には、休息(睡眠)、栄養(食事)、運動が必要だと言われています。

最適な睡眠時間については年齢や個人差があるようなのですが、今までと睡眠時間は変わっていないのに疲れが取れなくなったという場合は、原因としては睡眠の質が悪くなっていることが考えられます。

寝る直前までスマホやパソコンを使っていたり、朝起きる時間が遅くなっていたり、眠りが浅いということはないでしょうか?睡眠のリズムが狂うと体内時計が狂って睡眠の質が落ちてしまうことも疲労回復を妨げる原因となるようです。

あとは過度なダイエットをしていないか、ほとんど歩いていないといった運動不足ではないかどうかも確認してみてください。

心の疲れ

身体的な疲れを感じている人も、その根本的な原因が心が感じているストレス「心の疲れ」が原因である場合もあります。

日常生活でのちょっとしたモヤっと感やイライラが積もり積もると大きなこころのストレスとなり、その疲れが身体に影響を及ぼすことがあります。

例えば、言いたいことが言えない職場だったり、やりたくないことを仕方なくやっているといった環境で長時間過ごしていると、少しづつ心の疲労がたまっていきます。

病院に行って検査をしてもこれといった病気が見つからない場合、「ストレスが原因かもしれませんね」とお医者さんに言われてしまいます。

症状はあるのに原因がわからないというのはつらいものです。

どちらの疲れも放置しない

身体的な疲れも、心の疲れも、どちらの場合も放っておくと「病気」という結果を招きかねません

身体の疲れは前にも書いたように、質の良い睡眠、良い栄養バランス、適度な運動を心がけていくと実際に回復することが出来そうに思います。

けれど、疲れが取れない原因がもし「心の疲れ」によるものだとしたら、それには違ったアプローチが必要です。

あなた自身が自分の心が疲れていることに気づくことがとても重要です。自分の心の奥にある感情や感覚は、普通に生活しているとなかなか気づかないものです。

私は〇〇が〇〇なのがしんどいと思っていたんだ、、そうか、そうだったのかぁ。

自分の気持ちに気づくだけで心が軽くなることがあるのです。

自分の感情を認めた瞬間、楽になった

これは実際の私の体験なのですが、人に対して悪い感情を持ってはいけない、人にネガティブな感情を抱いてはいけないと思っていた私(当時はそのことに気づいていない)は、その感情をないことにしていました。

でも、ある時、ある人と話しているとすごく苦しい感覚やモヤモヤした感覚がしてきたんです。なぜそんな感覚になるのかわからなかったのですが、その感覚に集中して感じてみようと思い立ちました。すると、その人に対してのネガティブな感情が浮かんできました

「あ、私の中にこんな風に感じている部分があるんだ・・」

でも、その時とっさに「これはいけないことではない。こういう感情が私の中にある。ただそれだけのこと。」と思いました。

その瞬間、スッと胸がすっきりしてモヤモヤがなくなったんです。スッキリしたことで逆にモヤモヤしていたんだということが明らかになったようなちょっと不思議な感覚でした。

自分の感情をないことにして無視するのは、自分の心にストレスをかけることになると私は思います。

疲れをため込まないために

身体の疲れをため込まないためには、しっかりと質の良い睡眠をとり、バランスの良い食事をし、適度に運動したりすることが良いようです。

では、心の疲れやストレスをためないためにはどうすればいいのかというと、自分の心や感情にもっと関心を持つことではないでしょうか。

そして小さなモヤモヤやイライラをそのままにしないで、その自分の気持ちを認めることが大切なのかなと思います。それだけでは解決しない心の奥の問題があったりもしますが、まずは自分の感情を感じ取ることからやってみるといいと思います。

自分の気持ちや感情って、わかっているようでそうでもなかったりします。人に話したり文字に書いたりして初めて客観視できることがたくさんあります。

「なぜかわからないけれど、しんどい・・」という状態が続いている人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

病気になってしまわないためにも身体的な面と心の面、両方でスッキリした状態を保っていたいですね。

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