うつ病の原因は人それぞれ/心の病を調べるためにやっていること

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小濱(おばま)
小濱(おばま)

私のお客様の中には、時々、医師からうつ病と診断された方も来られます。

医師は薬を処方するだけですが、小濱の場合は、医師ではないので、少し特殊な技術をもちいて、うつ病の原因を探り、改善をして行く過程を踏んで行きます。

うつ病の原因となっているものは、人それぞれ。

環境や、その人の無意識レベルによって、対処法は変わってきます。

 

うつ病の原因と実際にあった実例

うつ病は、心の病と言われています。

私は長年、人のエネルギーや意識、その原点である心のことを研究して来ました。

そこで、絶対に的に言えるのが、うつ病になってしまうと、前向きになれないのです。

 

心の中には、光と闇がありますが、うつ病は、心の闇の部分が原因で発症する病だと感じています。

心の中の闇は、すべての行動を抑制するわけではない

心の中の闇は、絶望感前向きになれない原因がさまざまありますが、その中には、欲望もあります。

実は、この欲望は、心の中の闇の部分に分類されるのですが、ある意味、人が過剰に前向きになれるドラッグのようなものなのです。

例えば、

  • 性行為への過剰な欲求
  • お金への執着と渇望
  • 地位や名誉、肩書など、ステータスへの固執

なども、闇の部分に分類されますが、その闇が以上に強いと、行動力の源になります。

なので、心の中の闇が、すべて前向きになることを阻害するか?というと、そうではありません。

なぜなら、「前向きになれない」という現象が起きてしまうのは、無意識レベルの中に「欲を持ちたくない」という思いがあるからです。

 

前向きになれない要因は「欲を持ちたくない」と思う無意識

お客様の中には、うつ病で働けない人のみならず、主婦の方、会社勤めをされている方もおられました。

その中には、会社勤めをされていて、うつ病になられている方もおられたため、一概に、うつ病の原因を心の中の闇が原因とは言えません。

なぜなら、「欲を持ちたくない」と思ってしまう根底には、自分の中の闇の意識が原因となっている場合もありますし、ある時は、自分の中の光の意識が、闇と闇とのぶつかりを利用して何かを打ち消し合うことで、結果的に良くなることもあるのです。

では、一つ例を上げるために、会社勤めをされていた方がうつ病が改善した事例をご紹介しましょう。

事例①本当は、経理の仕事なんかしたくない

そのお客様は、ある会社の経理の部署で働いておられました。

もちろん、正社員です。

ですが、ある日をきっかけに、体調が悪くなり、起き上がれなくなり、会社を休むようになったということです。

「おかしいな」と思い、病院に行ったところ「うつ病です。少しの間、休暇を取るようにしてください。」という診断が出たとのことでした。

会社を休んでいる間も、体調が悪い日と体調が良い日は、7対3くらいの割合だったそうです。

 

そこで、僕のところカウンセリングを受けに来ていただき、うつ病の原因を探ったところ、さまざまな原因が見つかりました。(詳細はあえて伏せておきます)

そして結果として、その方は会社を辞めることを決意し、自分のやりたい仕事を、自分で立ち上げられました。

 

その方のうつ病の原因は、会社内での人へのボランティア精神で、自分の仕事内容が膨らみ、自らを苦しめていたことがきっかけでした。

人へのボランティア精神は、一見、光の部分だと思われがちですが、その方のボランティア精神の根底に潜んでいた心の根っこは、

  • 人に認められたい
  • 人に良く思われたい
  • 人を助けることで良いことをした気分になりたい

など、欠乏感から来る心の中の闇の部分が原因でした。

 

上記の3つを満たすために、自分の仕事を忙しくし、人へ気を使い、疲れ果てるまで自分自身を苦しめていたのです。

それに対して、真反対の思いが出て来ます。

  • 人に認められなくてもいい!
  • もうこんな仕事したくない!
  • 人に対して気を使いたくない!

これは、心の中の欲望でもあります。

つまり、極端な-(マイナス)に対して、それを打ち消す極端な+(プラス)が出来上がります。

極端な-(マイナス)も、極端な+(プラス)も、どちらも闇

では、光とは何か?というと、0(ゼロ)の部分です。

実は、この現象は、極端な-(マイナス)に対して、それを打ち消す極端な+(プラス)を当てて、結果的に0(ゼロ)にするためのうつ病だったのです。

これが、光が闇と闇とのぶつかりを利用して、うつ病を発動させる一つの事例です。

 

事例②希望を持たせないようにさせる絶望の闇

上記の事例は、前進するためには、非常に有効なうつ病の事例でした。

ですが、前進できない事例もあります。

それが、希望を持って進もうとしても、それを抑え込もうとする無意識が発動する場合です。

 

10年間うつ病で、働けなかったお客様がおられます。

その方は、食べ物もろくに食べることができなかったのが、少しずつまともな生活が遅れるように変化をして来られました。

少しずつ希望が見えてきた時、その方も無意識レベルが反逆を起こし始めました。

  • 少しずつでも働けるようになりたい
  • 食べ物が食べられるようになりたい
  • うつ病から抜け出したい

その思いがあるから少しずつ変化をしてきたにも関わらず、それに対して、

  • 働きたくない
  • 食べたくない、生きたくない
  • 変化をしたくない

という無意識の中に潜む真逆の思いが表に出てきたのです。

これは、今までの極端な-(マイナス)の環境から少しでも生きやすくなろうとする少量の+(プラス)の欲に対して、圧倒的な極端な-(マイナス)の力で元に戻そうとする欲が発動し、少量の+(プラス)が、まるで無かったかのように、元に戻ってしまいました。

つまり、希望を持つことが、悪だという無意識レベルがあり、極端な-(マイナス)に戻ってしまい、その方は、「もう希望を持っても無駄なんだ…」という絶望感に見舞われたということです。

まとめ

うつ病は、原因が一つではありません。

その原因を、一つひとつ見つけて行くことが非常に大切です。

もし原因を見つけたいと思う方は、一度、特別カウンセリングを受けられることをおすすめします。

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