他人が怖いとき 人見知りを克服する方法

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晴(はる)
晴(はる)

こんにちは。晴です。「他人に嫌われたらどうしよう…」「他人がいるとどうしても緊張してしまう…」という悩みをお持ちの方は多いと思います。

 

ですが、人見知りをしてしまって他人と距離を作ると、自分も相手も余計に接しづらくなってしまい、つらくなってしまいます。

 

今日は、人見知りをしてしまう原因とその克服方法をお伝えしようと思います。

人見知りの克服方法ってどんなものがあるの?

人見知りの状態とは① 一般的な定義

人見知りという言葉の定義は、辞書によると『元々は赤ちゃんや子どもが知らない人を見て恥ずかしがったり嫌ったりすること。』だそうです。

赤ちゃんの場合は「相手のことが気になるけど怖くてできない」という相手に興味を持ち始めた心の葛藤で、ある意味成長の印ともいえます。

本来は大人になるについて消えていくものですが、人見知りの人は大人になってもこの葛藤を持ち続けている状態であるといえます。

さらには人見知りであることによって初対面の人とうまく話せなかったり、緊張してしまって無口になったりといった、他人と関係が上手くいかない経験を積んでしまうことで、余計に悪化してしまいます。

人見知りの状態とは② 心理状態

人見知りの心理の背景には、「相手が怖い」ことがありますが、実際に相手に原因がある場合はほとんどなく、自分の心の状態が原因となっています。

自分のどのような心理が原因となるのかというと、

周りからの評価を気にしすぎる自意識過剰な状態

失敗を許せない完璧主義な状態

・これから起こることに対し不安を抱いてしまう状態

・相手の意見や行動を気にしすぎるあまり、他人と自分を比べて落ち込んだり、些細な相手の言葉に傷つきやすい状態

などが挙げられます。

人見知りの原因は、思考の偏り

これらの心理は、いずれも「実際の相手の気持ちよりも、自分のネガティブな気持ちに目を向けすぎてしまっていること」が根本にあります。

つまり、人見知りの人は、本当は

「相手が気になる、仲良くなりたい」

「相手を傷つけないように空気を読もう」

「自分が傷つけられないように完璧にこなそう」

というような、相手や自分に対して思いやりを持ちたい気持ちが根本にあるはずなのに、

「相手と関われるほど自分は立派な人間じゃないから避けよう」

「相手を傷つけないように自分は黙っていよう」

「完璧にこなさないと誰かにけなされるだろう」

といった、自分を苦しめる方向に思考が片寄っている状態になっているともいえます。

人見知りをするのは自信がないから ⇒ 自信がないと、思考の軸が他人ベースになる

人見知りの原因は、思考の片寄りであるとお伝えしました。

そもそもなぜ片寄ってしまうのかというと、自信がないためです。

自信がないと、相手が実際どう思っているかどうかに関わらず、「相手がどう思うか」ということに気を取られ、思考の軸が自分にない状態になります。

そういう状態だと、他人に自分の心を振り回されてしまう状態になります。

※思考の軸が自分にない状態というのは、先ほどお伝えしたネガティブな自分の気持ちに目を向けすぎることと矛盾しているようですが、他人に気を取られすぎるのも、ネガティブな気持ちで思考が支配されてしまうのも、本来の自分の思考ではないということです。

 

逆に、自分の存在を当たり前のように認め、愛している状態なら、自分の意見をないがしろにしたり、他人と比べたり、他人の評価を気にすることはなくなります。

つまり、「自分のことは自分で決める」「自分の意見は○○」というような自分の軸がしっかりしている状態になれば、他人も自分と同じように自分の意志で考え動いている存在であると気づくことができ、他人と向き合えるようになります。

自信をつけるための具体的な方法をご紹介します。

人見知りを克服する方法 思考を相手軸から自分軸に戻す

誰かと接する時、相手の気持ちばかり考えるのはその人が優しい証拠でもあると思いますが、相手の気持ちばかり考えて自分の気持ちをおろそかにしてしまうと、苦しくなってしまいますよね。

なので、相手か自分のどちらかがネガティブな感情になると思われるときは、思考を自分軸にする=自分の本当の気持ちに焦点を当てることが大事です。

例えば、

初対面の人と話す場合:「相手から嫌な人間に思われないかな」⇒「自分は相手と上手くやりたい

他人が良い成績をとった場合:「他人に比べると自分はダメだな」⇒「自分もいい成績をとりたいな。自分が成功するにはどうしたらいいかな」

という風に、自分が本当はどうしたいのか、ということに気づくことです。

自分も相手もポジティブになれる、自分のためになる行動をしていく方向に思考を切替えて行動していくことで、自信が積み重なっていきます。

日ごろから自分の気持ちを観察し、何かネガティブになることがあれば、その原因としてどういう思考をしているからか探っていく。

そしてその思考を自分の本当の気持ちに修正していくことで、徐々に人見知りの状態も改善されていくのではないかと思います。

まとめ

人見知りを克服するためには自信をつけること。

自信をつけるためには、自分の本当の気持ちに気づくことが重要であるとお伝えしました。

とはいえ多くの人は、自分の本当の気持ちを覆っている雑念に気を取られてしまうことがほとんどだと思います。

私たちセラピストは心のリーディングの訓練を受けており、会話を通して本当の気持ちを探っていくお手伝いをしていきます。

もし悩みがあって、『本当は自分はどうしたいんだろう』と迷ったときは、よろしければお話をお聞かせください。

あなたの心が少しでも軽くなれるよう願っています。

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