「思考は実現化する」は嘘?!心からの思いは実現化する可能性は高くなる

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小濱(おばま)
小濱(おばま)

心の中からは、さまざまな声が出て来ます。

ですが、心の弱さの声の中に一筋の光があります。

それは、どんな心の弱さにも打ち勝てる、たくましくもいさぎよい声です。

その心の強さに、言葉や行動を乗せることで、思いが実現化する可能性がすごく高くなります。

 

「思考は実現化する」ではなく、心が実現化する

僕が昔、成功を求めて読み漁った自己啓発本の中に、「思考は実現化する」という本がありました。

たしか、ナポレオン・ヒルだったと思います。

中身としては、「思い描いたことは実現化しやすい」といったような内容でした。

 

そのほかにも、引き寄せの法則など「思ったものが引き寄せられる」というたぐいの自己啓発本も読んでいました。

それがきっかけで、毎日毎日頭の中にイメージをして、必死に実現化させようとしましたが、まったく実現化せず。。

「何年か経って、やっぱりあの類の本は嘘だったんだ~」ということがわかりました。

 

ただイメージするだけでは何も実現化しない

あの頃は、僕はミュージシャンをやっていて、借金もありました。

ミュージシャンで食べて行くのが夢でした。

なので、

  • メジャーになってCDが何万枚も売れて
  • 大きなライブ会場に何万人もの人が入って

というイメージをしましたが、何一つ実現化せず

 

ですが、僕の人生の中で、思いが実現化したことはあったのです。

それは、心から「絶対にこうしなければ人生詰んでしまう…」という出来事の時に、思いが実現化していました。

 

心からの思いが実現化した実例①大学受験

最初に心からの思いが実現化した時、それは大学受験の時でした。

普通であれば、高校1年生のときに大学に行くかどうかを決めると思うのですが、僕は高校3年生の時に、ようやく「大学に行きたい」と思い始めました。

なぜなら、「このまま就職したら、俺の人生が終わってしまう気がする…もっとやりたいことやりたいし、もっと自由に生きたい!」と、ふと思ったからです。

表層意識上では、なぜこんなこと思ったのかわかりません。

ですが、心がざわついたのです。

「このまま就職だと人生終わる…」と。

そのため、高校3年生の1学期に、担任の先生に「大学に行きたいです!」と申し出ました。

 

すると、なんとか推薦の枠が取れそうだということで、そこから必死に勉強しました。

運良く、推薦での受験の内容が数学のみだったことと、担任の先生が数学の先生だったことがあり、普通の授業を受けずに、職員室で数学だけを勉強する環境を与えてくれました。

数学以外の教科のテストの点数は落ちる一方、普通なら不安になるところですが、担任の先生と僕は、そこに不安を抱くことはありませんでした。

なぜなら、「数学だけ確実に高い点数を取れば大学は受かる」と感じていたからです。

そして、大学に受かりました。

これが、心からの思いが実現化した、一つの事例です。

 

心からの思いが実現化した実例②借金返済

僕は、ミュージシャンで食べて行くために、音楽活動の費用が足らず、借金をしてしまいました。

消費者金融からも借り、親からも借り、借金の合計は400万円にも達していました。

そんなある日、ふと思いました。

「この借金、本当に返せるのか?ヤバいんじゃないか?このままでは人生詰んでしまう…」と。

その瞬間から、ミュージシャン活動を休止して、借金返済のためにインターネット広告のビジネスを始めることにしました(実はこれ以降ミュージシャン活動を再開しておりません)

 

毎日毎日ウェブサイトを作り、SEO(検索エンジン対策)をおこないました。

最初の2年で数百サイト作った覚えがあります。

最初の数ヶ月は、一つも売上が上がりませんでしたが、一年後は、月に20万円ほど稼げるようになり、2年後は、その月にその十倍以上稼げるようになっていました。

そして、借金返済に集中してから3年後、当時起こした法人を立ち上げると同時にすべての借金を返済できました。

これも、心からの思いが実現化した、一つの事例です。

 

心からの思いが実現化した実例③配偶者を養う

実は、僕は一度結婚をし、離婚も経験しています。

これは、結婚をしたときのお話です。

 

僕は、子供の頃から、一つの夢がありました。

それは、結婚をしたら共働きではなく、配偶者を養うこと。

僕の両親は、共働きでした。

父親も母親も働いていたのに、家事や子育ては母親がおこなっており、母親の泣く姿を見て「配偶者を養いたい」と思ったのでしょう。

 

私は、結婚をするときに「家に30万円を入れる」という約束を、その当時の妻としました。

個人事業主をしていたので、仕事上の経費の支払いもあります。

それを差っ引いての30万円だったので、本当に水面ギリギリの飛行をしている気分でした。

正直、月に30万円の固定費が結婚と同時にのしかかるという感じですので、「お金が減って行く…怖い怖い」と思っていました。

 

そんなある日、どうしても引っ越しをせざるを得ない出来事がありました。

「いや、ここでの引っ越しのための出費はイタイぞ…」という思いもあったのですが、「いや、しっかり仕事を成り立たせればまったく問題ない!」という感覚もしました。

お金が減ることに恐怖の声をあげていたのも、心の声でしたが、それに打ち勝とうとする心の声もありました。

僕は、その打ち勝つ方の心の声にしたがい言葉を発し、行動をおこしました。

 

するとそこから、どんどん売上が伸び、配偶者を養うことに何の支障もないくらいの売上が立てられるようになりました。

これも、心からの思いが実現化した、一つの事例です。

 

心からの思いに言葉や行動を乗せる

心の弱さ(闇)に打ち勝つ、心の強さ(光)。

この心の思いが溢れてきたら、それに言葉を乗せ、行動も乗せると、実現化しやすくなる可能性は高くなります。

心の弱い部分の声と、その弱さに打ち勝とうとする声。

あなたはその声を感じることができますか?

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